default

柚の香り漂う最中

柚の香り漂う最中

紀州名物を使った和菓子があると聞き、てっきり私は南高梅のことかと思いました。紀州南高梅はとてもおいしいし、紀州の名物というと真っ先にそれが思い浮かぶので。確かに梅も紀州の名物ではあるけれど、今回は梅ではなく「柚」でした。

柚の風味が豊かな柚もなかは、南紀白浜の名物なんだそうですよ。ひと口サイズの柚もなかの歴史は100年以上!とても長い間、作られ続けているのですね。

柚もなかをこの世に誕生させたのは、当時魚の缶詰工場で技師をしていた創業者。魚と柚、缶詰工場と和菓子…どう考えても、結びつきません(笑)なぜ柚もなかを作ろうとしたのかというと、柚を活用したかったんだそうです。柚を活用して何ができるかと、いろいろ考えを巡らせたことでしょう。その結果、柚もなかが誕生することになったというわけです。

餡子に柚を混ぜて最中の皮で包めば、柚もなかが完成するかといえば、そんな簡単なものではなかったのですね。保存が難しいとされる柚あんには、缶詰工場で培った技術が生かされているようです。当時缶詰工場で技師をしていた創業者が転身したのは、明治40年のことでした。

柚もなかの皮を割ってみると、中に入っているのは緑色の餡。その餡には柚の皮が混ぜられていて、口に入れると柚独特の香りがいっぱいに広がるんだとか♪

「福菱」が作る柚もなかは、柚の皮が使われた柚あんの風味はもとより、最中の皮にも注目したいところ。福菱ならではの最中生地は、熟練職人によって焼かれたもの。その香ばしさは、柚の風味にも負けないくらいなのでしょう。

柚もなかは「湖月堂」でも作られています。こちらの柚もなかは、創業当時から変わらない味を守り続けているのだと言います。柚あんのまろやかさと最中の香ばしさを同時に楽しめる、極上もなかともされています。

「天任堂」の柚もなかには、備中小豆の中でも最高級の夢大納言小豆が使われているようです。最高級小豆で作られた粒あんの中には、芳醇な香りを漂わせる柚。粒あんの中にゆべしが入っているところが、天任堂が作る柚もなかの大きな特徴ですね(^^)

同じ柚もなかといっても、作り手が違えば味わいもまた変わるもの。それぞれにどんな違いがあるのか、食べ比べてみるのもおもしろそうです。

プジョー208値引き

みんなおめでとう

順位が下がって悔しさを我慢できなかった子もいる。順位が上がった嬉しさを爆発させた子もいる。AKB48の選抜総選挙では、今年もいろんな涙が流れましたね。

私はそんな場面を見ながら、しみじみと感じました。自分のために涙を流してくれる。家族や身内以外で、そんな存在がいる彼女たちは本当に幸せ者だと。私がそう感じながら見ていたのは、AKB48メンバーではなくそのファンの方々です。

自分の順位が下がってしまったことで、まるで自分のことのように悔しがり、自分以上に大粒の涙を流してくれる。自分の順位が上がったことで、まるで自分のことのように嬉しがり、自分以上に喜んで泣いてくれる。もしかしたらファンの悔しさや嬉しさは、本人たち以上なのかもしれません。

自分が投票したメンバーの名前が思ったより早く呼ばれたファンは、一瞬信じられない様子を見せた後、うつむいて静かに涙をこぼしていたようでした。言葉にはしないものの、悔しさをかみしめていることがわかります。その一方で、取り乱すことなく「よく頑張ったよ。それでもすごいよ」と静かな拍手を贈るファンもいました。

自分が投票したメンバーの名前が、思いのほか後に呼ばれたファンは、声を上げて泣き出しました。言葉にならないほど嬉しいのでしょう。その一方で、喜びながらも「まだ上を目指せるはずだ!」と現状に満足しないファンや、「よっしゃー!」とガッツポーズをかがけるファンの姿もありました。

そういうファンの方々の姿を見ていると、この人たちは本当に幸せ者だなと感じました。私にも好きなアーティストはいます。応援している歌手はいます。でも、そこまで思いを込められるかと聞かれたら「イエス」と即答はできません。

自分のことのように、時には自分のこと以上に、泣いたり笑ったり悲しんだり喜んだり…そんなことができる存在がいることはとても幸せ。それと同時に、とても充実感があることだろうと思います。悔しい涙を流す子も、満面の笑顔を浮かべる子も、私の目にはみんな輝いて見えました。

中には、ステージに上がれなかった子もいるでしょう。その子たちが悔しさをバネにする大きな力を持っていたとしたら、今後の展開も予想できませんね。

柚の香り漂う最中